時間泥棒としてのインターネット
はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
タダはやはり怖いものです。
グーグルの検索エンジンをタダで使えているのも、
グーグルマップがタダなのも、
とても助かっています。
知識が手に入るし、料理も覚える必要ない。
インターネット上で伝承されていく。
さまざまな生活の知恵や楽しい時間が溜まっていきながらも、
無限の空間がある。
一方で、時間を差し出している。
私は、インターネットから恩恵を受けている。
その代わりに時間を差し出している。
そのことに自覚的になったのは、最近。
ただ便利だなとしか考えていなかったし、
知らないことはすぐにインターネットで調べていた。
しかし、自覚的になった今、インターネットを抑制し始めた。
自分でスマホをいじっていても、なんとも思わないが、
他人が長時間スマホをいじっているのを見ると、
心配になることありませんか?
私はそうでした。
そこで、自分も心配するようにし始めて、
スマホ時間を極力16時以降にするよう努めています。
すると結構、自立した気持ちになり、自律もできるようになってくる。
知識量や情報に接する時間が減ったけれども、なんとなくよくなったなと思える。
これは堕落なのだろうか。
インターネットとの距離感は人によって、世代によって、かなり違う。
自分にとってのインターネットは、貴重な道具であり、時間泥棒でもある。