think-positiveのブログ

ポシティブな面を見て生きる。

オーケストラと生命と神と

 

オーケストラを聴きに行って来た。

東京芸術劇場

 

ベートーヴェン第九番。

 

オーケストラを聴きに行こうと思っても、

行動には移さないのが常だ。

 

しかし、今回は妻と行って来た。

 

当然だけど、

Apple Musicにはない音の美しさ、立体感、

押し寄せるような迫力があった。

 

まさにこの瞬間にしかありえない、

一回限りの音楽があった。

 

そういった意識で聴いていると、

とても集中して身体がこわばっている自分がいた。少し酸素が足りなくも感じた。

 

妻も聴き終わった後に、

脚が筋肉痛になったといっていた。

 

音楽とは祭で、祝いなのだということを、

あの空間にいると体験できる。

 

ひとつの音楽を200人が演奏して、

2000人が聴く。

 

音楽という生きものが、

会場を周回するような。

 

海辺にいて、

波が押し寄せてくるような。

 

まさに

音とは振動で、

振動とは運動で、

運動とは生命だ。

 

だから、

音は生命を生きものを想起させるのだろう。

 

私はオーケストラに生命を感じ、

あの空間がとてもいい好きだった。