ランニング
ランニングをしている人が、不可解だった。
わざわざ疲れることをなぜするのか。
太っているから、痩せたいのか。
飽食して、痩せるために走るとは、
なんともおかしな話だと思っていた。
食べる量を減らせばいいのに、と。
しかし、今はそれを肯定しようと思う。
ランニングは確かにきもちがいい。
走りはじめはきつい。
走っている最中も、まわりを見渡すと、
きつそうだ。
でも、そんなにきつくない。
きついはきつい。
でも、きもちのいいきつさだ。
そのことに気づいて、
食べ過ぎの調整としてのランニングでも
いいのかもしれないと思い始めた。
多くのことは、
経験しなくてはわからないものだ。