山形の空の黒さ。
普段は、東京のビルに囲まれて生活している。
かなり空が狭いし、空も明るい。
星は見えるけれども、たくさんは見えない。
山形県にきてみて、夜空の黒さに驚いた。
夜空ってこんなにも黒かったのか。
その夜空の黒さと対照的に、満月は大きく輝いていて、
東京と同じ月ではないみたいだった。
東京にいても月に感動することはあるけれども、
今回は空の黒さに感動した。
宇宙空間がそこにあるということが、体感として感じられた時間だった。
長く住めば、見慣れて、感動も薄れるのが常だけれど、
感動せずとも、身の回りに素晴らしい景色があることは、きっと
どこかでいい影響を及ぼすと思う。
都市のいいところ、地方のいいところ。
目まぐるしく変わる都市、自然とともにとてもゆっくり変わる地方。
それぞれが依存関係にあってこそ、存在できているのではないだろうか。
将来どこかに移住して、自然を感じながら生きていきたい。